本日の水木一郎佛光寺ライブコンサートの感想

本日は京都の佛光寺 で行われた、水木一郎ライブコンサートに行ってきました。(セットリストは、この前の日記に書いてます。)

同コンサートは、佛光寺の50年毎に行われる法要イベントの中で、東日本大震災復興支援イベント〈絆フェスタ〉として行われたイベントで、水木さんのライブ前には、ゴーカイジャーショーなども行っていたようです。

同地に着いたのは、約30分前でしたが、ゴーカイジャーとの撮影会をやってました。
列が二つできていて、長蛇の列の方が水木さんのライブ会場でした。
驚いたのが、水木さんのライブは何と本堂?の中で行われました。
ライブの機器やライトなども設置されて、ライブとしても結構本格的で驚きました。
椅子も結構な量並べられており、立ち見も出る盛況ぶりでした。またカメラも設置していて、会場の外にモニターを設置してそちらでも楽しめる徹底ぶりでした。

会場内の観覧している人達は、家族連れが非常に多かったです。あちこちで小さな子の騒ぐ声が聞こえているのも何か新鮮でした。
こういう客層だと、普段の常連ライブとは違って、どれだけ盛り上がるのか気になるものです。

少し時間が遅れましたが、盛大な拍手の中ライブが始まりました。
マジンガーZからでしたが、一番の最後の「♪マジンガー”Z(ゼェ~ッ!)”」のところで少し笑いが起こっていたのが新鮮でした。普段見ない人が、テレビの雄叫びと同じものを聞けたと思ったのかな?

続けて、マジンガーZの挿入歌、「Zのテーマ」を続けて聴けたのは驚きでした。

その後のアニソンメドレー(ゲッターロボ號が良かった!)や仮面ライダーメドレー(水木さんの持ち歌)も非常に良かった。

ここから、被災者や現地で頑張る人たちへのメッセージを込めた曲を数曲歌われました。
特にスカイライダーのエンディングテーマ「遥かなる愛にかけて」をフルコーラスで歌われたのですが、これが本当に良かった。一つ一つの歌詞をメッセージのように心を込めて歌っているのが印象的で、ものすごく伝わってきました。

今回の全体的には、バラードが多かったので小さな子たちは退屈だったかも知れません。
また、合間合間の司会者とのトークがやたら長かったので、周りが飽きないか心配でしたが、ほとんどの客は我慢してました(笑)

今回のライブは震災支援もあり、メッセージ性のある歌が多く選曲されていましたから、バラードが多くなったのもその加減かもしれませんね。
いつもは「またか・・・」とうんざりする(笑)、サバンナを超えてや道、ルパン三世の愛のテーマも今回は新鮮に聴けました。いつもと違うステージであり、多くの一般客が来ていたからかもしれません。

私がうれしかった一つは、最後のキャプテンハーロックでした。
最近の水木さんが歌う同曲は、変なアレンジでタメを作って歌ったりするんであまり好きじゃなかったのですが、今日はできるだけ原曲に近い歌い方をしていたように思います。
原曲通り歌えば、本当に素晴らしい名曲です。

ハーロックを歌い終えた後、恒例のアンコールがありましたが、皆期待して待っていました。

そして、私が驚いたのは、最後のお決まりの「懐かしくってヒーロー(アニソンメドレー)」の時にステージから下りて、水木さん自ら観覧客の元に行って握手をしていきました。
まあ、スペースがあればいつものことなのですが、この握手の際に後ろの人も水木さんのところに近づいて、水木さんのところに人が群がって、囲まれていました。多くの世代の人達が水木さんに群がっている姿が本当にファンとしてうれしかったです。皆、満足した事でしょう。

同曲の最後のマジンガーZのところの「Z」の部分は、結構多くの人達が一緒に叫んで、いつものライブ会場に来ているようだった。
水木さんの退場シーンでは、皆手を上げて拍手を送り、立ちあがって拍手をする人などもいて、すごい盛り上がって終了となりました。

本当に素晴らしいライブでした。
無料でありながら、全体約2時間という充実した内容で、この本気度は水木さんやお寺の関係者の方々の心意気を感じました。
これだけの内容のものを無料で見れたことは本当に感謝しなければなりません。

最後はそれなりの額を募金箱に入れて、帰宅しました。

今回のライブに参加して私が一番うれしかったことは、改めてアニソンというのは多くの人達の心に残り、愛されているのだと感じたことです。
普段アニソンライブに参加しない人たちがライブが終わるころには、本当のファンのようになっている姿は素晴らしい光景です。

水木さんが多くの人達に愛されているのは、40年もの間、アニソン歌手として周りから偏見な目で見られたりする場合もあると思いますが、当時の子供達の夢を壊さず継続してアニソンを歌い続けて、なおかつ当時と変わらない歌声で我々に届けてくれる。
その心が皆から好かれるのだと感じます。

このような雰囲気を味わうことができ、尚且つ素晴らしい歌を聞かせてくれたこと、このようなイベントを皆に提供してくれたイベント関係者の方々に感謝します。
参加できて本当に良かったです。

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