【イベントレポ-ト】ジャイアント馬場展(東急百貨店)

イベントレポート

私が人生で最も尊敬するジャイアント馬場さんが亡くなられて20年になり、昨年は夫人の馬場元子さんも亡くなられました。
今年は「ジャイアント馬場没20年追善興行」も行われる関係か、2018年12月29日~2019年1月7日まで東京の東急百貨店において「ジャイアント馬場展」が行われております。
私はいつ行こうか悩みましたが、全日本プロレスの後楽園ホール大会、そして全日本プロレス旗揚げから第1号の馬場さんの付き人である大仁田厚選手のトークイベントが行われることから1月3日を選択しました。

入り口には大きなのぼりに、馬場さんの愛車であったキャデラックが置かれてあり、通りすがりの人達も写真を撮っていました。


展示会場に入るといきなり馬場さんの等身大フィギュアがお出迎え。


また中ではガウンを着た馬場さんと記念撮影ができるスペース。これは来場した記念としてうれしいですね。

大仁田厚トークショーで、当時のお話を…

大仁田厚トークショーでは、大仁田選手のみならず馬場さんの姪っ子さんも登場されました。二人は同級生で大仁田選手の付き人時代から親しくしていたそうです。
こういう有料トークショーの内容は、どこまで書いたら良いのかわかりませんが、少しだけ簡潔に…。


私はジャイアント馬場さんの人柄を知りたかったのですが、どちらかというと馬場さん生前のプロレスの裏話が多かったように思います。
同期である渕選手とのエピソードなんかは、アメリカ遠征の話や馬場さんとの食事でのエピソードなど、色々楽しい話をしてくれました。
FMW時代も馬場さんと面会する機会があったそうで、「電流爆破マッチ」のオファーもしたそうですが、「大仁田、それ痛いのか?」の一言で片付けられたそうです(笑)。

大仁田選手の馬場さんの性格の話で印象深かったのは、改めて「馬場さんは受け身の人であり、馬場さんからは相手を攻撃しない。ただし、攻撃されると倍返しを…。」などと新日本プロレスとの外国人引き抜き合戦を例にお話されていました。そういうエピソードはファンとして知っている部分ですが、付き人の大仁田選手が改めて訴えると非常に説得力がありました。馬場さんはよく「体だけで無く、心もジャイアントな人…」と言われますが、偉い立場でありリーダーとしての権力を持ったとしても相手を受け入れる器量を持っているということであり、だからこそプロレスの戦い方も激しい試合であっても、どこか人間味を感じるのかもしれません。
今回の話を聞いていて、やはり我々がまだまだ知らない馬場さんのエピソードはたくさんあるのだと思いますし、噂話で聞いていたことの本質が確認できるような気がします。だからこそ、せめてプロレス興行で無かったとしても1年に数回は関係者を集めて馬場さんを思い出すようなイベントを行って欲しいですね。東京だけで無く、地方でも…。

トークショーの後は、グッズ購入者対象の大仁田選手のサイン会、写真撮影会がありました。馬場さんの等身大フィギュアと大仁田選手との3ショットはこのイベントしか実現しない貴重な記念品となりました。

ジャイアント馬場さんの展示物はプロレス関係から私物まで盛りだくさん!

その後はゆっくり展示物を見学。
会場にはたまたま当日の全日本プロレス後楽園ホール大会に出場したジョー・ドーリング選手と木原リングアナが来られていました。後で知ったことですが、ディラン・ジェームス選手とギアニー・ヴァレッタ選手も一緒に来ていたようですね。全日本プロレスの参加外国人選手が馬場さんに敬意を表してくれたことを大変うれしく感じました。

馬場さんの展示物は、プロレスで使用するガウン、過去のトロフィー(チャンピオンカーニバルで使用していた物も)、そして三冠ヘビーのベルトなど、ファンには思い入れのある一品が直接見られるのは価値があると思います。
トロフィーに刻まれる選手の名前などを見ているだけで感慨深くなることでしょう。

また馬場さんの私物も展示されており、テレビでしか見たことが無かった本人が描いた絵画が4種類、間近で見ることができます。
繊細な絵で風景画というのが、いかにも馬場さんらしいと思います。眠らしておくのはもったいない一品ですね。

私物で特に貴重だったのが、先日のテレビで紹介されていた、アメリカ遠征時に書かれていた元子さんとのラブレターの一部が展示されているので、その一部だけですが読めます。
内容はテレビで紹介されていなかった物で、本当に互いが愛し合っていたんだなと思えますが、これを公開されたら恥ずかしがるだろうな…(笑)。

展示物の一部の写真です。(まだ色々ありました。)

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グッズもいろいろな物が販売されていましたが、全体的にちょっと値段設定が高いです。
馬場さんのグッズ、私も欲しいのですが、今回の遠征でお金が色々かかったので「絵画のポストカード(4種)」のみ購入しました。
馬場さんの絵が描かれたせんべいも欲しかったのですが、あれは持ち帰っている途中で割れそうなのでやめました。

今回の「ジャイアント馬場展」の開催は本当にファンとしてうれしかったですし、企画して頂けたことに感謝しかありません。
大阪からでも行きたいと思えましたし、実際貴重な品をたくさん見られ、そして尊敬する馬場さんを思い出し、また正月から今年一年頑張れそうです。
これからもジャイアント馬場さんを思い出せるイベント、是非行って欲しいと願っています。もっと多くの弟子や関係者からのエピソードを聞いてみたいですし、色々質問してみたいです。

「ジャイアント馬場展」は明日1月7日で終了します。観に行ける方は是非、東急百貨店に足を運び、貴重な品々を自分の目で確認してみて下さい。

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